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    身長205cm。セネガルのバスケットボールの奨学生として来日。
    リユースで日本とアフリカをつなぐという新たな夢を達成すべくこの会社で働く事を選択。

    ニャン・エルハジ アフリカと日本の架け橋を築く為に。

    ニャン・エルハジ

    2018年新卒入社
    日本経済大学出身
    座右の銘:Never give up. Always ready for a challenge.

    日本に行く事を決めたのは16歳の時です。

    当時、16歳以下のバスケットボールセネガル代表メンバーだった私は、コーチより、日本の学校でバスケットボールをしながら学ぶ事が出来るスカラシップ制度を薦められました。未知の世界に飛び出してみたい好奇心から日本への留学を決意します。

    日本の事は何も知りませんでした。そもそも、中国の一部なのかなと思っていたぐらいですから(苦笑)。福岡の福岡第一高校で日本での生活をスタートさせるのですがあまりの文化の違いに戸惑いました。当初、食生活の違いには閉口しました(笑)。セネガルではパンと卵が主食だったので、米と魚がメインの日本食にはとても苦労しました。今では、納豆も好物の一つです。

    ニャン・エルハジ アフリカと日本の架け橋を築く為に。

    高校卒業後、日本経済大学に進みます。バスケットボール部に所属していたのですが、4年時に足首を疲労骨折してしまいます。社会人では日本の実業団に進みプレイする事を予定していたのですが、医師から、本格的な選手を続ける事は難しいという診断を受けました。

    バスケ選手のキャリアを諦めた時に、自分は何がしたいかをもう一度考えてみました。そして、漠然と日本とセネガルをつなぐ貿易の仕事をしたいと思う様になりました。日本はとても物質的に豊かな国です。セネガルや他アフリカ諸国にとって日本のモノはとても価値があり、そういったアイテムがアフリカに渡る様な貿易の仕事を将来的に始められたらいいなという想いが芽生えたのです。

    自分の夢につながる仕事を探すべくキャリアコンサルティング会社に相談に行った処、紹介されたのがリサイクルリンクです。企業訪問で“リユースで世界をつなぐ”という事業ビジョンを聞き、この会社で働くことが自分の目標実現につながると思いお世話になる事になりました。

    ニャン・エルハジ アフリカと日本の架け橋を築く為に。

    現在はリサイクルリンクの物流拠点においてリユース担当として働いています。拠点に集まる様々なリユースアイテムを分別する中で、アフリカの人にとって欲しいと思える様な商品が何かを考えて仕事をしています。色々な意味で、なるほどなあと気づかされる毎日です。

    これまで日本での生活の大半をバスケットボールに費やしてきた私にとって、効率的に仕事をこなしていくことは簡単ではないことに改めて気づかされます。でも逆にそれがとても新鮮で意欲を掻き立てられます。スポーツを上手くプレーする為には基礎をおろそかにせず、継続して地道な練習を続ける事が必要です。同様の事が仕事にもあてはまり、それを知る事が出来て新鮮でした。

    ニャン・エルハジ アフリカと日本の架け橋を築く為に。

    今は、物流センターの近くにアパートを借りて住んでいます。会社は、色々な事にとても理解がありとても居心地も良いです。私はイスラム教徒ですので守らなければいけないいくつかの戒律があります。リサイクルリンクはそういった事にも柔軟に対応してくれます。例えば、私が日々のお祈りの時間を取る事に対して仕事の手を休める事もOKですし、断食月であるラマダンの時には私の体力に配慮して仕事量を減らしてくれるといった配慮があります。何よりスタッフはとても気さくで居心地が良いです。東京は見ず知らずの町であり、働き始めるとホームシックになるのではという不安がありましたが、楽しく生活します。

    オフは同好会のクラブチームでバスケをしたり、会社の部活であるフットサルに参加する事で体を動かしています。今は目の前の仕事をこなす事に精一杯です。しかしこの積み重ねの延長に自分の夢達成があると信じて疑いません。リユースで日本とアフリカをつなぐ架け橋になる。その時の機会を逃さない様に今を生きています。